赤ちゃんから始まる 着物ストーリー
一つ身、三つ身、四つ身とは、、、
生まれた赤ちゃんが初めて神社にお参りする行事(お宮参り)生後1ヶ月の頃に行います。 氏神様に子供の誕生を報告し、無事に成長することを願うのが目的で、赤ちゃんを氏子として認めてもらう儀式でした。
お宮参りでは、背縫いがない”一つ身”と呼ばれる華やかな絹織物の祝い着を、赤ちゃんにかけます。 お参りをする際は、父方の祖母が赤ちゃんを抱く風習があります。 最近では、有名な神社に行く人も多くなりましたが、お宮参りの意味合いを考えると、住んでいる地域の神社にお参りすることが 本来の趣旨にかないます。
(一つ身)
一つ身は新生児から2歳までの着物のことです。 3歳になった時に、七五三の着物として手を加えて着ることも出来ます。
七五三
3歳の男女、5歳の男の子、7歳の女の子の健やかな成長を祝い、無病息災を願う行事です。 本来は「数え年」で祝いましたが、現在では「満年齢」で行うことが多く、晴れ着を着て、11月15日前後に 神社に参拝することが一般的です。
(三つ身)
2歳~4歳ぐらいまでの幼児が着る着物です。 この名前がついた由来は、身長の3倍の長さの着物地を使用して仕立てるため、三つ身という名前が付きました。 3歳のお祝いの着物として着ます。 (四つ身) 4歳~5歳の幼児が着る着物です。 着物一反の半分から三分の一を使用する着物です。 一つ身、三つ身と比べると、生地をたっぷり使っているため、長く着ることが出来ます。
(四つ身)
4歳~5歳の幼児が着る着物です。 着物一反の半分から三分の一を使用する着物です。 一つ身、三つ身と比べると、生地をたっぷり使っているため、長く着ることが出来ます。